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「はん、ぷく。」上田哲誠・梅林夕乃・岩﨑萌森三人展 4.16(sat)-5.1(sun)

Posted by GALLERY_HEPTAGON at 19:47 日時 2022/03/20

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【予定の展覧会】


はん、ぷく。
上田哲誠・梅林夕乃・岩﨑萌森 三人展

Tessei UEDA × Yuno UMEBAYASHI × Memori IWASAKI 3-person Exhibition



会期|2022年4月16日(土) - 5/1(日) 
休廊|4/21・28 (木)

OPEN | 12:00-18:00 


このたび、ギャラリーヘプタゴンでは、上田哲誠・梅林夕乃・岩﨑萌森三人展 「はん、ぷく。」を開催いたします。

三名とも成安造形大学 芸術学部 芸術学科空間デザイン領域出身、(上田はプロダクトデザイン、梅林・岩﨑はコスチュームデザインを専攻)の若手作家。

 それぞれが衣服を出発点として 「切る」「織る」「折る」といった異なる手法で、PVCシート・ステンレスメッシュ・布といった異なる素材と対峙し、従来の衣服の形にとらわれない、 人が身に纏うものとしてのあり方を考えます。


上田哲誠

ueda_1.jpg

「774Creatures」 
PVCシートをカット 
1800 ×1800mm
 2019
・・・
あるとき、何かが生まれた。
儚くもろいそれは、 私の手を通じて熱を持つように。
観察、 分析、 実験をくりかえし、 それにはやが て生命が宿る。血がめぐる。
変化を始めたそれはみるみる変わっていく。
誰がみても分かるほどに、 形を現したそれを何と呼ぼうか、 そんなことはどうだっていい。
大切なのは、 それの進化が終わらな いこと。
変わり続けるそれを、 見守ること。
ただただ、 それだけで満ちてゆく。
 


梅林夕乃

umebayashi_1.jpg

「建築と衣服」 
ステンレスネットを折る、燃やす/他ボルト、ナット900×900×900mm 
 2019

・・・
身体は動く彫刻であり、 衣服とは彫刻に着せる彫刻である。
衣服は人が動くことによりその表情を変化させる。人が動けば衣服の形状は変化する。
衣服というモノを自立し存在させることで人が動いた 痕跡を残す。
「折り」人が生活する中で使われる身近な技法。
折りにより平面的なものから立体的、 抽象的なものから具象的な様々な形状に変化する。
私は、 金属を折ることで身体の柔らかさや硬さといった動きの美しさを造形する。

 


岩﨑萌森

iwasaki_1.jpg

「織 編 結 反と角」 
 ポリエステル、麻 
580×600×500mm(ボディ着用時)
2021
・・・
「織ること」「編むこと」「結ぶこと」
一つ一つの単純な構造が次々と繋がつていき、
 連続することで生まれる形に美しさを感じる。
「織編結」シリ ーズでは、 技法そのものが持つ連続する美しさに焦点をあて、
 その構造的な魅力を 露わにさせた染織・服飾作品を制作している。
 近年は、 自ら枠機を制作するところから取り組み、
六角形の枠機による新たな織物のかたちを模索している。