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硅砂組「4,400,000,000yrs-10min-1/1000s」2024.4/27(sat)-5/6(mon)

Posted by GALLERY_HEPTAGON at 1:55 日時 2024/03/28

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硅砂組展
『4,400,000,000yrs-10min-1/1000s』
Keisagumi photo, glass and stone exhibition


会期|2024年4月27日(土) - 5月6日(月) 
休廊|5月2日(木)

OPEN | 12:00-18:00 

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ヘプタゴンでの個展は2年ぶりの硅砂組。

硅砂組はこれまで自らの足で日本各地へ赴き鉱物や岩石を集め、ガラスと共に作品制作を行ってきました。
今回KG+※1に参加するにあたり、作品制作と同時に行ってきた写真撮影の方をメインに”記録”という概念を軸に写真とガラスと鉱物を合わせた展覧を行います。


 

【硅砂組 ステートメント】
 

地殻変動、噴火、堆積、地震、洪水。
地球最古とされる石が生成されてから4,400,000,000年間、 石は途方もない地球の変動を記録し続けている。

石を探し山野や水辺を歩く硅砂組は、各地の風景とその一部の形状を記録している。
シャッターが開き、閉じるまでの1/1000秒間、カメラのセンサーは光を記録する。
岩に押し付けた熱可塑性樹脂が冷え固まるまでの10分間、樹脂は形を記録する。
そして、光の記録は写真に、形の記録はガラスになる。

硅砂組は持ち帰ることのできない光と形を記録し、石に流れる時の記録を辿る 。
記録とは何かと問い続けながら。

本展は、光の2次元的記録、形の3次元的記録、時の4次元的記録を通じて、現象・物質・時間の関係を考察し、写真とガラスと石の在りようを探求するものである。

※ 現在 、豪ジャック・ヒルズで発見されたジルコン粒子が、44億年前の地球最古の岩石鉱物とされている。


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【硅砂組/keisagumiプロフィール】

2019年より、田上拓・田上惠美子によるユニットとして活動開始。

■受賞・入選歴
2019:国際ガラス展金沢 金賞受賞
2020:北近江サケガラス展
2022:伊丹国際クラフト展~酒器酒盃台~
    国際ガラス展 金沢
2023:伊丹国際クラフト展~ジュエリー~
   「New Glass Review 43」掲載(コーニングガラス美術館 USA)

大阪、京都、東京、北海道、岡山などで、個展・グループ展開催。

■ユニットメンバー
・田上拓/TANOUE, Taku
2015:京都工芸繊維大学機械システム工学課程卒業 2015:京都現代写真作家展
 2021:北近江サケガラス展
#美術工芸品の写真撮影の他、レンズの改造業も手掛ける。
・田上惠美子/TANOUE, Emiko
1978:立命館大学文学部哲学科卒業
1996:伊丹クラフト展(以降 ’97, ’00 , ’03 , ’04) 2002:日本現代ガラス展 能登島
2003:KOGANEZAKI 現代ガラス展(以降’06) 2004:GLASS CRAFT TRIENNALE  大賞受賞
2005:現代ガラス大賞展 富山
2006:日本ジュエリーアート展
2008:京都工芸ビエンナーレ
2014:日本クラフト展
2018:日本伝統工芸近畿展(以降’00 , ’21 , ’23)

※制作に用いる鉱物および岩石は、メンバー自身が日本各地の山や川、海におもむき集めたもの。


 


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