豊永盛人・みなこ二人展 -HIGH SIGHT OKINAWA!!-2023.7/1(sat)-7/9(sun)
豊永盛人・みなこ 二人展
『HIGH SIGHT OKINAWA !!』
Morito TOYONAGA/MINAKO Exhibition
会期|2023年7月1日(土) - 7月9日(日)
休廊|7月6日【木曜定休】
OPEN | 12:00-18:00
沖縄の「玩具ロードワークス」でおなじみ豊永盛人。 彼のの作る作品を初めて見た人は、そのユルさにおもわず 「なんだこりゃ?」とつぶやいてしまうかもしれません。
伝統的な張り子の製法をふまえつつも、独特のオモシロさとおおらかさに満ちていて、 掌のうえから語りかけてきます。
沖縄の郷土玩具の張り子だけではなく、木製のおもちゃや沖縄方言カルタ、 他ジャンルとの作家とのコラボレーション作品などもあり、 全てに柔軟な発想から生まれる彼ならではの視点が光っています。
『チンチン馬ぐグヮ』
・・・・・
『ケンタウロス大、クワガタウロス』
・・・・・
『熊面』
MINAKOも同じく沖縄を中心に活動している造形作家。 四角いキャンバスにとどまらず油絵具による表現を様々に展開しています。
2015年に一人で旅立ったというフランスからスペイン・サンティアゴへの巡礼の旅は 鮮烈で彼女自身におおきな影響を与えました。 帰国後に制作された旅行記を読むと、数多のトラブルに遭いながらも喜びや美しさを見出しながら 一歩一歩踏みしめて歩くその旅路のリアルな描写に、「描き手」としての道の縮図を思わせます。
「美術館に飾られた、四角いキャンバスでしか油絵にふれらないのはもったいない。 毛糸や刺繍に油彩を組み合わせた小物やマッチ箱、屋台の看板でもいい。 衣食住のお供に油彩があってほしいと思います」
『トックリキワタ』
4号キャンバスに油彩
2023
・・・・・
「金武観音寺」
4号キャンバスに油彩
2023
・・・・・
「金武湾」
4号キャンバスに油彩
2023
【豊永盛人 Morito TOYONAGA】
1976年生まれ。
沖縄出身、沖縄在住。
沖縄県立芸術大学卒業
2000年より琉球張り子の制作を独学で始める。
2002年 那覇市首里に郷土玩具店「玩具ロードワークス」を開く。
2011年 那覇市牧志に移転し現在に至る。
郷土玩具を中心とした個展・企画展等を行うかたわら、イラストなどの仕事も手がける。
【MINAKO(みなこ)】
沖縄県在住 9歳の時に油絵に出会う。
大阪府立港南高校美術科卒業、 School of the Museum of the Fine Arts(アメリカ/ボストン)でアートを学ぶ。
2015年にフランスからスペイン・サンティアゴまで巡礼の旅に出る。
帰国後に旅行記もまとめ、出版。 その後、個展・グループ展のほか、文章・写真・料理など、そのバイタリティを活かして イベントなどで活動中.