DEKA HAYASHI MASAHIKO EXHIBITION 2020.11/16(mon)-11/23(mon)
DEKA HAYASHI MASAHIKO EXHIBITION
2020.11/16(mon)-11/23(mon)
12:00-18:00
11/19木曜日休廊
林雅彦dekaは立体・イラスト作品を中心に、日本・ドイツでの定期的な展覧会開催やデザインワークを行うなど多岐にわたり活躍するアーティスト。
近年では、巨大な紙にイメージを切り抜き、展示空間に大きくつるすインスタレーション作品に主に取り組んでいます。昨年度の、重要文化財杉本家住宅・蔵における個展以来1年ぶりとなる本展では、ギャラリー1階部分全体を使った新作の切り絵/影絵によるインスタレーション展示を行います。
ギャラリー内の展覧は18:00までですが、夜間にもライトアップしガラス越しに終日観ていただくことができます。 ぜひこの機会に“DEKA”林雅彦の世界観をご高覧ください。
【作家ステートメント】
私は独自の表現方法を持っています。
アーティストとしての基本的な技法・素材はモノトーンの鉛筆画やペン画ですが、その時々の手段として木・漆・朽ちた錆などの表現を取り入れた立体物や、近年は切り絵・影絵の技法を取り入れ、時間と共に移り変わる空間を演出する巨大なインスタレーション作品などを発表しています。
モチーフとして私が好んで演出するものには2 つの要素があります。
1 つ目はアニミズムや精霊文化に見られるモノに宿る「もの」をそのままの容姿で描くのではなく、具象に近いかたちで抽象化し、デザインしたモノを描くという要素、
2 つ目はグラフティなどの現代的なストリート文化を独自解釈して描く要素です。
この2 つの要素が溶け合い、そこに日本人独特の「間」の構築や構図も相まってシンプルで非常に綿密なイメージや情景・物語を演出することに成功していると考えています。
DEKAの文字の作品(2019)2700×1350