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南昌伸・南容子二人展 点と線と-交差する剛と柔- 2023.10/7(sat)~10/15(sun)

Posted by GALLERY_HEPTAGON at 19:51 日時 2023/09/11

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南昌伸・南容子二人展
『点と線と -交差する柔と剛-  』

Masanobu MINAMI and Yoko MINAMI  exhibition  “POINTS snd LINES -Crossing of strength and softness-” 

会期|2023年10月7日(土) - 10月15日(日)
OPEN | 12:00-18:00
休廊|10/12(木曜日定休)


南昌伸/金属造形
南容子/ホームスパン(手紡ぎ糸で織られた織物)

剛と柔、対極にあるともいえる素材と仕事、交差するそれぞれの素材へのアプローチをご高覧ください。

南 昌伸

 制作には、銅・真鍮・鉄・ステンレススチールといった金属をよく使います。 それらは、得意不得意な独自の個性を持ち合わせています。

 私の仕事は、金属それぞれの個性を引きだしながら、素材・かたちの魅力を視覚化していく作業と捉えています。 その作業は、「切る・削る・たたく・繋ぐ」といった基本的、且つシンプルな加工手段によって繰り返されます。

 作品は、加工による痕跡の集積として、また、凝縮された痕跡としてかたちを成していきます。 未だ引きだせない多くの個性が素材の中に埋没しているように思います。

 常に新鮮な出会いの瞬間を求めて手をくだし、素材のわずかな反応を享受するために、 自身の感度を常に高めておく必要を感じます。

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南 容子

原毛から糸を紡ぎ、手織りによってつくられる織物作品を展示します。

 羊やアルパカによる作品は、刈り取られた原毛を洗うことから始まります。 繊維を整えたのち、手紡ぎによって仕立てた糸を織機に掛けて一枚の織物に仕上げます。

種々原毛から糸を紡ぎ、手織りによって生まれる織物は、様々な手触り、肌触りを生み出します。 その昔、家で織物や編み物をすることはごく日常的なものでした。 糸を紡ぎ織られた布は、寒さをしのぐだけでなく、家族の心も温めたことでしょう。

様々なものが簡単に揃う時代ですが、手間を惜しむことなく思いを込めた作品をお届けしたいと思います。

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南昌伸は金属造形作品の他、鍛金作品を展示いたします。
南容子はタペストリーほか、織作品を展示します。小物の販売もございます。

※会期中、金属を使ったワークショップ、織を手軽に体験できるワークショップを行います。
予約不要・随時受付/日によって鍛金か織かのどちらかのみになることがあります。

詳細は随時SNS等で発信いたします。



【作家プロフィール】

南昌伸/MINAMI Masanobu
1956年生まれ
 1983 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻「鍛金」修了

1981 サロン・ド・プランタン賞(東京藝術大学)
1991 花のすみか大賞展 特別賞(大丸デパート)
1995 日本現代工芸美術展(東京都美術館)(以後出品)
1997 朝日現代クラフト展(阪急デパート)(1998)
2001 日本現代工芸美術展 奨励賞
2003 前進する工芸展(広島市民交流プラザ)
2005 広島市立大学・ニュルンベルク美術大学 アートプロジェクトKHORA
   (広島2005、ドイツ・ニュルンベルク2006)

    現代の造形 -Life&Art- 酔いのかたち(東広島市美術館)
         朝日現代クラフト展 招待(阪急デパート)
         第24回日本金属造型作家展(神奈川県民ギャラリー)

2008 日本現代工芸美術展 現代工芸本会員賞
2010 南昌伸展(八千代の丘美術館・広島)
 2012 広島市工芸作家招待展(大邸・韓国)
2016 2016クリエイション未来展(LIXILギャラリー・東京)
 2017 創造する工芸-その多様性と可能性-(はつかいち美術ギャラリー・広島)
        現代工芸作家展(泉美術館・広島)
2019 第6回日本美術展覧会 (新国立美術館・東京)(2020/2022)
2020 彫・鍛・鋳 金工三人展 (三越画廊・広島)
 2021 南昌伸展 (八千代の丘美術館C棟・広島)
         個展 (L Gallery-Creative Art Space・広島)
2022 Contemporary Metalwork変貌する金属(岡山県立美術館 特別展示)
        第43回広島文化賞(公益財団法人ひろしま文化振興財団)
            一般社団法人 現代工芸美術家協会本会員

 



南容子/MINAMI Yoko

1958年生まれ

発表歴
1999 個展(ギャラリーナカザワ・広島)
2000 広島の染織展(福屋デパート・広島)
2001 個展(ギャラリーてんぐスクエア・広島) 高岡クラフト展 出品
2003 個展(ギャラリーてんぐスクエア・広島)
2004 高岡クラフト展 出品
2005 個展(ギャラリーやぶき・岡山)
2006 朝日現代クラフト展 招待出品(大阪梅田阪急・横浜都築阪急)
                 2人展 染織、金工(ギャラリーひよし・埼玉)
2008 個展(ギャラリーG・広島)
2009 個展(草花舍・島根)
2013    2人展(広島三越) 個展(草花舎・島根)
2015     2人展(瓢箪堂・広島) 
2016 高岡クラフト 奨励賞
2016 日本クラフト展 入選
2017  日本クラフトデザイン協会会員(2020まで)
2018   2人展(広島三越)   個展(草花舎・島根)
2019   2人展(瓢箪堂・広島)
2021   2人展   (広島三越)
2022   個展(薫林庵・愛媛)
 2013 比治山短大美術科非常勤講師(2018まで)
2020   広島文化学園短期大学非常勤講師(現在に至る)

工房 Sheep Spot 主催


 

Press release


南昌伸・南容子二人展「点と線と-交差する柔と剛-

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