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水野收個展 -こどもごころ- 5.14(sat)-5.22(sun)

Posted by GALLERY_HEPTAGON at 14:25 日時 2022/04/25

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水野收 個展 -こどもごころ-
Osamu MIZUNO solo Exhibition


会期|2022年5月14日(土) - 5月22日(日) 
休廊|5月19日(木)

OPEN | 12:00-18:00 


このたび、ギャラリーヘプタゴンでは、日本画家水野收個展「こどもごころ」を開催いたします。

こどものときの気持ちをふと感じさせるような、また今現在の子供たちへの作家からのメッセージを込めた展覧会です。

中央アジアの旅や故郷京都のスケッチから生まれた日本画・小下図約20点余を展覧いたします。

また、展覧会テーマに合わせた絵本スタイルの作品集「こどもごころ」を刊行いたします。


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『おかあさん)』
麻紙・岩絵の具
50号S
2017
 


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『早春賦』
 麻紙・岩絵の具
10号P
2021

 


作家ステートメント

童謡を改めて聴くと、そのメロディーの懐かしさと共に、歌詞の本当の意味を初めて認識し、その奥深さ、自然観、心のあたたかさ、安らぎ、癒やし等とその文学的表現の見事さに感動する。

その感動は、日本画としてのイメージへと導かれることもあればかつて描いた絵の中にそのような心境のものがあるようにも思われた。そのことが発端となり、新たに童謡のイメージを表現するのに風景や草花を題材としたもの、またかつて描いた絵の中に童謡を聞きながら思い出したものが今回の展示作品となっている。

わたしは取材に中央アジア(中国、インド、ウズベキスタン、イラン)を歩いてきた。その中の小さな農村に自分の子供時代にタイムスリップさせてくれる世界があった。その取材から生まれる懐かしみある子供心の世界を受け入れてもらっているように思う。 制作しながら自分の世界に浸っている時をありがたく感じている。

うまくいかず描いたり消したりの繰り返しだが、そこに少しでも味が残ればと願っている。

見て頂く方々にこどもごころを思い出して貰えれば幸甚です。


 


水野收プロフィール

京都に生まれ、京都に育つ。 エンジニアを目指していたが26歳から日本画制作を始める。 京都市立芸術大学で諸先生の指導を受け、また友人に恵まれる。 卒業後は日展に出品し、西山英雄先生、坂根克介先生の指導の下、今日に至る。

1974年  国立京都工芸繊維大学機械工学科大学院修了

1981年 京都市立芸術大学美術専攻科日本画修了

現在 2022年        
新日春展会員
日展会員
奈良芸術短期大学にて公開講座担当

日展会員賞
日春展奨励賞
京展京展賞  受賞