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鈴木健太郎個展《時の回廊》2024.8/31(sat)-9/8(sun)

Posted by GALLERY_HEPTAGON at 18:22 日時 2024/07/29

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鈴木健太郎 個展
【時の回廊】

Kentaro Suzuki Solo Exhibition
-corridors of time- 


会期|2024年8月31日(土) - 9月8日(日) 
休廊|9月5日(木)

OPEN | 12:00-18:00 


suzukikentaro_corridorsoftime_visual.jpg
 

鈴木健太郎はサイアノタイプ技法を用い、「全く違う地域、時代を生きた人々の繋がり」について独自の絵画技法で表現する。

自身の作品中にたびたび登場するモチーフに千社札がある。
作家いわく「千社札とは、貼る事で参籠と同じ功徳があるという信仰から、参拝者が寺社に貼る札の事である。それらは信仰の上に成り立つものである一方、その存在自体が信仰を形作っているとも言える。記された名前や出身、参拝年数、札のデザイン、貼り方などは多種多様であり、札が無数に貼られた寺社の本堂などで、時空を超えた人々の存在が一か所に交錯する様は壮観だ。」


 

suzukikentaro_sukima_img.jpg

『街路樹の隙間 Ⅰ』
H910×W727mm

サイアノタイプ・他
2024

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『畦道の隙間』
H180×W140mm

サイアノタイプ・他
2024
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【鈴木健太郎ステートメント】

1000年の都。京都市内で生まれ育った私にとっては聞き慣れた言葉だ。
この言葉を聞いて平安時代からここに都があった事実を「理解」はできていたが「実感」はもてないでいた。

しかし、今回、個展に際してこのギャラリーの周囲でフィールドワークを行い実際に平安京の内裏を囲む内郭回廊痕や各宮殿の痕を見て、巨大な宮都がここにあったという「理解」は「実感」へと変わったのである。

このような、「理解」が「実感」へと変わるきっかけは、意識がどこにあるかによって変わる。何気なく見ている日常の背景に過去は眠る。

普段、無意識に感じている領域に意識を集中させる事でそれらは主体となって現れる。意識と意識の間に埋没している歴史の層を感じ取り、表現する試みである。

 




【プロフィール】

1996年 京都市生まれ

2015年 京都市立銅駝美術工芸高等学校 美術工芸科 卒業

2018年 第2回新日春展(入選)(東京都美術館/東京・京都市美術館 別館/京都)

2019年 京都精華大学 芸術学部日本画コース 卒業 
第5回石本正日本画大賞展(入選)(浜田市立石正美術館/島根)
第33回 京都芸術祭 美術部門 国際交流総合展(京都市美術館 別館/京都)
  
2020年 鈴木健太郎 個展 TRACE(maronie/京都)

2021年 千客万来-人と魚、道と繋がりと(DELTA/京都)
京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程 修了 鈴木健太郎 個展 FIGURE AND GROUND(maronie/京都)

2022年 かたちづくられたものの記憶(京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク/京都)
繋がる思い(台湾食堂アートミーツイート/大阪)
 瀬戸内国際芸術祭2022(高見島/香川)

 2023年 Kyoto Art for Tomorrow 2023 ―京都府新鋭選抜展―(京都文化博物館/京都)
鈴木健太郎 個展 BACKGROUND(maronie/京都) RESTART 展 第31回E U・ジャパンフェスト支援プロジェクト (カウナス/リトアニア共和国)

 2024年 鈴木健太郎 個展 I N T E R V A L(京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク/京都)

 


 

Press release


鈴木健太郎
《時の回廊》

Suzuki Kentaro
-Corridors Of Time- 

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