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山羽春季×TESSEY【ショウドウテキ ムーブメント】2024.5/18(sat)-5/26(sun)

Posted by GALLERY_HEPTAGON at 11:47 日時 2024/04/24

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山羽春季×TESSEY
【ショウドウテキ ムーブメント】

Haruki Yamaba TESSEY Exhibition
-Impulsive Movements- 


会期|2024年5月18日(土) - 5月26日(日) 
休廊|会期中無休

OPEN | 12:00-18:00 


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日本画と特殊衣装、全く異なる作品が交じりあう本展は、構想二年という長い時間をかけ実現いたしました。
 

人間の繊細な動きを、いわゆるコマ送りのように連続した筆のタッチで描くという独自の表現で日本画を展開する山羽春季の作品と、
素材に囚われず化学素材なども用い彫刻でも衣服でもない立体造形をデザインするTESSEY の作品が、

各々の分野を越え交錯することで未だかつてない化学反応を生みだします。
 

開催にあたり互いの作家性、表現技法の根幹をリサーチする機会も設け、山羽はTESSEY の生まれ故郷である石川県にまで出向き、自身で体感しながら理解を深めていきました。

そんな中今年一月、石川県能登地方が震災に見舞われ一時は制作中断、展示自体の中止もやむなしかとおもわれました。

しかし、芸術に奮闘し発信することを今やらねばという強い思いを作家とギャラリーで共有し、開催に至りました。  
 

       「衝動的に動く。」
 

複雑な意図なく、作家とギャラリーが本能のままに行動した事で実現したこの展示では、新しい芸術表現の在り方と、作家として復興への想いを体現できればと心から願っております。

ぜひご高覧ください。


【山羽春季】

yamabaharuki_work_shinoodori.jpg

 

 



 

『死の踊り』
H1785×W665mm

和紙、墨、白抜き剤、岩絵具、水干絵の具、胡粉
2024


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ーyamabaharuki_work_hounounoodori.jpg

『奉納の踊り』
H158×W227mm
和紙、墨、岩絵具、金箔、胡粉
2023
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【山羽春季メッセージ】

私は日本画材を使って踊りをアニメのコマ送りのように描いています。

 TESSEY氏の作品をみて、カッティングされたシートが立体に動くと 光を反射する質感に惹かれました。

これまでダンサーの身体や音楽の連続性を描いてきたので、身に纏った 衣装/ 作品を描いてみたいと思いました。

 被災したからこそ作り続け発表することに強いメッセージがあるという TESSEY の気持ちに私自身も賛同・共感しています。

【山羽 春季 YAMABA HARUKI 】
1995 京都生まれ
2017 ドイツ・カッセル美術大学交換留学
2018 京都精華大学芸術学部絵画コース日本画学科 卒業

〈個展〉
2018「Frieden」 KUNST ARZT
2019「妖精の丘」 KUNST ARZT
2019「Dance of spirits」 東京九段耀画廊
2020「Orfeo in the underground」 KUNST ARZT 2021「山羽春季 日本画展」 富山大和百貨店
2021「精霊達は踊る」 KUNST ARZT(京都) 2022「山羽春季 日本画展 精霊たちは踊る」阪神梅田8階(大阪)
2022「山羽春季展」名古屋栄三越(名古屋)
2023「The Green Table」KUNSTARZT(京都)

〈グループ展〉
2019「京都府新鋭選抜展」 京都府文化博物館(19’、21’、23)(京都)
2021「WHAT is Art ? 展」What CAFE(東京)
2022「京美術 」 KUNSTARZT(京都)
2023「ballet meets art」KATSUYASUSUKIGALLREY(東京)


【TESSEY】

tessey_work_newborn.jpg
『NEWBORN』
SIZE:LADYS M

蛍光イエローPVCシート1mm、UVライト
2022

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tessey_work_amon.jpg

『AMON』
SIZE:LADYS 2XL
クリアPVCシート2mm、グリーンレーザー
2022
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【TESSEY メッセージ】

石川県の豊かな海で戯れた記憶が、形のインスピレーションと成り、幾何学的カットパターンが生まれる。

手仕事でカットされたパターンは重力、張力によって独自の立体造形へと展開する。

また、この作品は衣服としてもデザインしており、人が纏い、舞い動く事で初めて完成する。

纏う彫刻「wearable sculpture」による、服でもない、オブジェでもない曖昧な定義が、今までにない表現を生み出す。

それらを山羽春季独自の絵画技法で描かれた時、どのような化学反応が起こるのだろう。

きっと新たな発見があるに違いない。



【TESSEY/上田哲誠 】
1997 石川県生まれ
2019 成安造形大学 芸術学部 芸術学科空間デザイン領域 プロダクトデザイン 卒業

主な活動経歴
2020 [世界で一枚のシャツ展] ギャラリーサラ( 滋賀)
2022 [はん、ぷく。] Gallery Heptagon( 京都) 2022  衣装提供[超5 次元]4s4ki( 東京)
2022 [THE UNCOMMON]ARTSPACE GOROGORO( 京都)
2023  衣装提供[月刊ARISAK]ARISAK( 東京) 2023 [耳で聞く美術館の展覧会]AQ space( 東京)