川﨑麻祐子 個展 -遡上する幻惑- 公開制作1/30~土日祝・ 展覧会2/27-3/7
展覧会:2021 2/27(sat)-3/7(sun) 3/4(thu):closed
公開制作日:2021 1/30・31 , 2/6・7・11・13・14・21 2/20(sat):closed 12:00-18:00
2/11のみ14:00-18:00
川﨑麻祐子は京都精華大学版画専攻、大学院の在学中より鮭の身をモチーフにした木版画に取り組んでいます。
幼い頃から水族館が好きで魚を見ては「可愛い!美味しそう!」と感じていた川﨑。あるとき目にした鮭切身の鮮やかさに惹かれて表現の主題としてきました。
その形状や艶、筋や肉の厚み感をフルに出しつつ、鮭としての認識の境界線を探るようなイメージづくりが評価されています。
現在は伝統的な浮世絵の木版画工房で摺師として活躍する川﨑。
本展の試みとして、ギャラリーにおいてレジデンス制作したのち、展覧会を開催することといたしました。
川﨑の職人としての摺りの技術向上と共にふくらみつづける表現への渇望とが形になれば幸いです。
制作の様子はギャラリー正面より(感染対策のためガラス越しではありますが)見学できるよう公開し、ギャラリーヘプタゴンのインスタグラムアカウントにて随時ライブ配信します。
展覧会では制作期間中に完成した新作と合わせ、現在に至る軌跡としての作品を展示予定です。
この機会にぜひご高覧くださいませ。
「image-11 」水性木版画/四国紙/297×210mm/2015
制作の風景(2/6)本摺り中。
作業台の上。
「spring-H」水性木版画/四国紙/210×148mm/2021